こだわりの逸品の秘密・・・基本に忠実
本来,作物というものは自然の力に忠実に育っていきます。
それが,現在多くの作物は大量生産,見かけの清潔さを重視して作られているとは思いませんか?
大量生産や清潔さを重視するが故に,本来,作物が持つ素直な成長を歪めてしまうことが多々あります。
肥沃な土地で,太陽の恵みをいっぱいに受けた作物は,それは美味しいものです。
私どもは,焦らず,のんびりと作物本来の生長に合わせた作業を行っています。
「基本に忠実」その一言がすべてを語っていると思います。
- 多量の堆肥を投入した土づくり
県内の酪農農家と契約して毎年数トンもの牛糞堆肥を入手し,それを冬季(晩秋)に農地に投入します。
そうして,きちんとした土壌を作り,強靱な果樹を育てることで,安定した着果数と,病害虫に負けない果樹を作るのです。(農薬に頼らない果実づくり)
- 肥料は有機質100パーセントを使用
1の牛糞堆肥同様,土づくりを目的とした設肥を施しています。
化成肥料は,速効性があり便利なモノですが,長期連用をすると土壌の酸性化や表土の硬化が見られることがしばしばあります。
私どもは100パーセントの有機肥料を使うことにより,土壌の自然な力を大事にしています。
- 着果数の制限
果樹の力は限られています。一本の木に成る果実の量は制限されていると言っても良いと思います。
自然に任せて受粉させてしまうと,多く成りすぎ,果樹の負担が増し,果実の味が落ちてしまったり,大きくならなかったりします。
私どもは,蕾の時点で花数を制限(摘蕾)し,果樹への負担を軽減します。
それにより果樹の潜在力を減らすことなく,美味しく,大きな果実が採れるのです。
- 大きな果実を作るため,摘蕾,摘果の適期作業を行う
3にも述べましたように,果実の数を制限することで,大きく美味しい果実が採れます。
私どもは,それらの作業を果樹のペースに合わせて行うことで,より美味しい果実を採る努力をしております。
- 充分に光のシャワーが当たるように,枝数を制限しています。
果実の甘みの元は,葉の光合成から出来た養分と,果樹そのものの潜在力,それと,太陽光線です。
果実に太陽光線が当たることにより,糖度が増します。
そのためには,冬季の剪定で無駄な枝を上手に切り落とし,果実に日が当たるように枝を有効に伸ばす形を作るのです。
不必要な枝があることにより,成長期に果実が日陰になり,甘みが減ってしまうからです。
また,葉が多すぎると,病気が発生しやすくなります。
上手な剪定は,果実の甘みを引き出し,農薬の散布量も減らせるというわけです。
- 殺菌剤散布の軽減(農薬30%削減)
私どもは前にも述べましたように,土壌の自然な力を大切にし,病害虫に強い果樹を育てております。しかし,梅雨のさなかなど,気候の変わり目にはどうしても果樹に病気が出やすくなるのが現状です。
そこで,殺菌剤を散布することになります。
果樹の力が強いため,普通に散布するより3割ほど軽減しておりますので,ご安心して果実を召し上がれます。
また,収穫期には散布しませんので,ご安心ください。
- 安心して食べられる果実をお届けするよう努力しております
これまでに述べた事項を忠実に守り,皆さまに安心して食べていただける果実を作るよう,日々,努力を重ねています。
また,宅配のお客様には,信頼の置ける運送会社に委託し,痛まないように万全の配慮をしております。
以上の項目は,すべてが果樹生産者の基本です。しかし,その基本を忠実に守るということ自体が非常に努力を要するということもまた事実なのです。
当農場は,基本に忠実に,また,独自の工夫をモットーにして頑張っています。
ぜひ,当農場の梨を味わってみて下さい。